活動予定・報告
活動報告
- 2017年02月13日
- 協会日記235 電車の訓練 こんな時に声かけて6(2/13)
- 先日、このブログでご報告しましたジャパンセミナーでも、ホームでの転落事故の事例発表がありました。下図のような先端部分が狭くなっているような変形ホームでの転落事故で、電車から降りて①の警告ブロックに気づかず、②の警告ブロックを①と勘違いして、先に進み転落というものでした。 転落した目の見えない方は、普段使っている駅だったが、降車位置がいつもと違うところで、そこのホーム幅がこんなに狭いということを知ら...【続きを見る】
- 2017年02月13日
- 補助犬×ファッション ご報告
- 2月11日(土)に神戸芸術工科大学の学生さんたちが大学生活で培った集大成を発表する 「卒展」に補助犬ユーザーが補助犬とともに出演しました。 同大学デザイン学部ファッションデザイン科の学生さんたちが、ファッションを通じて 「障がいや補助犬を身近に感じてもらうきっかけ」を作ろうと企画しました。 デザインを手掛けるにあたり、人は「脱ぎ着しやすく、おしゃれに」、犬たちは「動きやすく、 肌当たりのよいもの」...【続きを見る】
- 2017年02月12日
- 協会日記234 電車の訓練 こんな時に声かけて5(2/12)
- 今日も人が障害物となる続きです。ホームの人は電車待ちで立ち止まっている人ばかりではありません。電車から降りた人は、階段やエスカレーターに向かうために歩いています。 たとえ話をひとつ。 電車を降りて、その電車をやり過ごしてからユーザーは階段に向かって歩き出しました。ところが、同じ階段に向かって前を歩いている人たちは、おしゃべりしながらゆっくり歩いているみたいで、ユーザーと盲導犬はすぐに追いついてしま...【続きを見る】
- 2017年02月11日
- 協会日記233 電車の訓練 こんな時に声かけて4(2/11)
- 前回のブログで、ホーム上で電車を待っている人は、目の見えない人にとっては大きな障害物となることを書きましたが、今日も人が障害物となる続きです。 電車から降りた人が階段やエスカレーターのところに集中して人だまりができることがよくあります。ユーザーも電車を降りて、その階段やエスカレーターに向かうことになりますが、そのときに下図のように、その人だまりを犬が避けてホーム右端に向かって歩き、最悪、転落という...【続きを見る】
- 2017年02月09日
- 協会日記232 ジャパンセミナー(2/9)
- 昨日と本日の2日間、日本の盲導犬協会8協会が加盟する認定NPO法人全国盲導犬施設連合会 主催のジャパンセミナーが日本盲導犬協会を会場にして開催されました。今日はその報告をします。 セミナーは、障害者差別解消法やIPS細胞による網膜治療など、専門家による講演とともに、加盟施設からの訓練関係の事例報告など、2日間プログラムはビッシリ内容の濃い、とても有意義な時間でした。 当協会は、「盲導犬ユーザ...【続きを見る】
- 2017年02月07日
- 協会日記231 電車の訓練 こんな時に声かけて3(2/7)
- 相対式ホームでも、島式ホームでも電車を待っている人は、目の見えない人にとっては大きな障害物となります。混雑したホーム上では盲導犬と歩くことがとても難しい状況もあります。 下の図のように、島式ホームの電車待ちをしている人を避けているうちに、いつの間にか反対側ホーム端にいて転落ということにもなりかねません。 こんな時に声かけて その3「ホームが混雑しているとき」 ホームが混雑しているときには、ユーザー...【続きを見る】
- 2017年02月05日
- 協会日記230 電車の訓練 こんな時に声かけて2(2/6)
- 狭いホームと同じような状態ですが、下図のように、相対式ホームで壁に沿って歩いているとホームの途中で壁などの障害物が出てきて、犬がその障害物を避けようと右に出てきたことをユーザーが気づかず、そのままホーム端に向かって歩いてしまうときです。これは、壁でなくとも、ベンチであったり、電車待ちの人が溜まっていたりしても、同じようなことが起こる場合があります。 ホームでは、電車やアナウンスの音、地下ホームだと...【続きを見る】
- 2017年02月05日
- 協会日記229 電車の訓練 こんな時に声かけて(2/4)
- これまでホーム歩行時の基本的なことを中心にブログを書いてきましたが、今日からは「こんなときに声をかけて」という具体的な例を挙げて行きたいと思います。 まずは、下図のように、相対式ホームでホームがとても狭いとき。このようなホームはいくら犬が左端の壁に沿って歩いていても、ユーザーは線路側近くを歩くことになります。ましてやベンチなどがあったら、よりユーザーは危険な状態になります。 相対式ホームに限らず、...【続きを見る】
- 2017年02月02日
- 協会日記228 ちょっと一息 訓練士と指導員の違い(2/3)
- 昨日のブログで気づいたのですが、訓練士と指導員の違いについて、これまでちゃんと説明していないのではと思いましたので、今日はちょっとホーム歩行のことから離れて、その説明をします。 訓練士と指導員の違いはわかりますか。 訓練士は犬に盲導犬としての仕事を教える役割の人です。いわゆるドッグトレーナーです。 全国の盲導犬訓練施設が加盟している日本盲人社会福祉施設協議会では、訓練士と指導員の養成について基準が...【続きを見る】
- 2017年01月31日
- 協会日記227 電車の訓練 犬の歩く場所 2(2/2)
- 訓練士は、できるだけホーム端ギリギリを歩かないように犬に訓練をしますが、道路では左側に寄ることを良しとして訓練しますので、左端に寄る意識が強い犬はどうしてもホーム端ギリギリを歩くということになります。 指導員は、それぞれの犬の歩く癖をユーザーに伝え、その犬との安全な歩行を指導します。例えば、ホーム端ギリギリを歩く犬の場合は、電車と接触する危険があるため通過電車に気をつけること、また犬をちょっとでも...【続きを見る】
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