活動予定・報告
活動報告
- 2017年02月26日
- 協会日記245 またまた犬の引退式(2/26)
- 先週に引き続いて、今日も犬の引退式がありました。ユーザーからは、盲導犬と共に、いろいろなところへ単独で出かることができたこと、盲導犬との生活がとても充実していたことなど、感謝の言葉をいただきました。 ユーザーはこれから勉学に励むために、次の盲導犬は持たないとのことですが、将来、自身の進むべき道がはっきりしたときには、また盲導犬を持ちたいとの、とても前向きなお気持ちを話してくださいました。 写真は引...【続きを見る】
- 2017年02月24日
- 協会日記244 夜のテラス(2/24)
- 犬に関わる職員や訓練関係の職員は通常8時出勤で17時に業務終了となります。ローテーションで遅番があり、遅番は13時出勤の22時業務終了です。 そのため、17時以降は遅番担当者が一人でテラスの犬の世話をします。世話と言っても、22時前の最終の排便が主な仕事で、それ以外は、犬たちは寝ているので、特別なことがない限りは、事務の仕事やその他、日中にできなかった業務を、一人でコツコツ行います。 写真は夜のテ...【続きを見る】
- 2017年02月22日
- 協会日記243 テラスで排泄の訓練(2/22)
- 今日は2月22日でネコの日ということですが、このブログは今日も盲導犬のことです。 もうすぐ、目の見えない方との共同訓練に入る候補犬。ユーザーとなる方の家庭環境に合わせた事前の訓練が行われています。 とくに、排泄の訓練は大切で、ユーザーのお宅に行ったら環境が変わったことで、犬がなかなか排泄をしないと、歩行の訓練ができないことになります。そうならないためにも、できるだけ共同訓練前には、ユーザーとなる方...【続きを見る】
- 2017年02月21日
- 協会日記242 盲導犬の引退式(2/21)
- 本日は、8年間盲導犬を務めた犬の引退式がありました。 多くの職員が参加するなかで、共同訓練当時の思い出や、盲導犬として活躍した数々のエピソード、ユーザーのお気持ちなど、式の中ではいろいろな話が職員とユーザー双方から出て、盲導犬として現役を退くのにふさわしい時間となりました。 写真は、引退式の様子と引退する盲導犬のアップです。 引退した犬は、ボランティアのお宅で余生をのんびりと過ごすことになります。...【続きを見る】
- 2017年02月20日
- 協会日記241 ひさびさのテラスから(2/20)
- 長らくテラスの報告から離れていましたので、しばらくは何気ないテラスの毎日のことをしていこうかと思います。 今日は月曜日、週始めということで職員全員でのミーティングをテラスで行います。そのとき、職員の周囲にはたくさんの訓練犬たちがいますが、そのなかでも大胆な姿で寝ている犬がいましたので写真をとりました。 下の写真はその様子です。後ろ足をまっすぐ後ろに投げ出して寝ています。体が柔らかいのでしょうね。 ...【続きを見る】
- 2017年02月18日
- 協会日記240 電車の訓練 まとめ2(2/18)
- 国土交通省が全国の鉄道会社に対し、原則として視覚障がい者の乗車を駅員が介助するように求める方針を固めたということで、各駅では駅員による目の不自由な方へのサポートがこれまでよりは受けやすくなると思います。 駅で盲導犬ユーザーを見かけたら、常にユーザーの後をくっついて歩くわけにも行きませんので、近くにいるときにはユーザーが危なくないか気にかけてもらって、実際に危ないと感じた時には声をかける、あるいは歩...【続きを見る】
- 2017年02月17日
- 協会日記239 電車の訓練 まとめ1(2/17)
- 長きにわたり電車の訓練という題で、ホームでのユーザーと盲導犬の歩行を中心にこのブログを書いてきましたが、今日と明日でまとめにしたいと思います。 先日参加したジャパンセミナーでは、日本は鉄道網が発達していて鉄道を利用する人口が世界的みてもダントツに多く、それゆえ目の見えない人の転落事故も世界的にみて多いとの報告がありました。また、盲導犬ユーザーに限らず、白杖で歩いている人でも、いつも利用しているホー...【続きを見る】
- 2017年02月16日
- 協会日記238 電車の訓練 勘違い2(2/16)
- 勘違いの例その2 下の図のように、電車から降りて①のコースで階段に向かって歩いているつもりが、人を避けたりしているうちに実は②のコースのようになって転落するというもの。①の階段前に点字ブロックがありますので、②のホーム端の警告ブロックを階段前の点字ブロックと思い、これから階段が始まると勘違いして足を踏み出して落ちることになります。 このときも、ホーム端の警告ブロックには内方線の印がありますので、よ...【続きを見る】
- 2017年02月15日
- 協会日記237 電車の訓練 勘違い(2/15)
- 白杖や盲導犬などを使いながら、自身で音を聞き、また足の裏の感覚で、周囲の状況を判断して目の見えない方はホームを歩くのですが、目が見えないことで錯覚や思い違いをしまうことがあります。そのような例を上げてみます。 下の図のように、1番線ホームに入ってきた電車を、自分がいる2番線に入ってきた電車と間違えて、電車に乗ろうとしてホームから足を踏み出して転落するという事故が起こります。 慎重に電車の音やアナウ...【続きを見る】
- 2017年02月14日
- 協会日記236 電車の訓練 こんな時に声かけて7(2/14)
- ホームの特質として、地下であったり、屋根や壁で囲まれた空間であることが多いことから、音を頼りに歩行する目の見えない方にとっては、音が籠りやすく、どちらから音が聞こえてくるのかわかりづらく、うっかり歩く方向を間違えたりすることがあります。 また、電車の通過音、アナウンスの音、雑踏の声など、大きな音やザワザワした音で、目の見えない方が必要としている音が聞き取りにくく、方向を間違える原因になります。雨が...【続きを見る】
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