読み上げブラウザ用メニュー

活動予定・報告

活動報告

2017年02月07日
協会日記231 電車の訓練 こんな時に声かけて3(2/7)
相対式ホームでも、島式ホームでも電車を待っている人は、目の見えない人にとっては大きな障害物となります。混雑したホーム上では盲導犬と歩くことがとても難しい状況もあります。 下の図のように、島式ホームの電車待ちをしている人を避けているうちに、いつの間にか反対側ホーム端にいて転落ということにもなりかねません。 こんな時に声かけて その3「ホームが混雑しているとき」 ホームが混雑しているときには、ユーザー...【続きを見る
2017年02月05日
協会日記230 電車の訓練 こんな時に声かけて2(2/6)
狭いホームと同じような状態ですが、下図のように、相対式ホームで壁に沿って歩いているとホームの途中で壁などの障害物が出てきて、犬がその障害物を避けようと右に出てきたことをユーザーが気づかず、そのままホーム端に向かって歩いてしまうときです。これは、壁でなくとも、ベンチであったり、電車待ちの人が溜まっていたりしても、同じようなことが起こる場合があります。 ホームでは、電車やアナウンスの音、地下ホームだと...【続きを見る
2017年02月05日
協会日記229 電車の訓練 こんな時に声かけて(2/4)
これまでホーム歩行時の基本的なことを中心にブログを書いてきましたが、今日からは「こんなときに声をかけて」という具体的な例を挙げて行きたいと思います。 まずは、下図のように、相対式ホームでホームがとても狭いとき。このようなホームはいくら犬が左端の壁に沿って歩いていても、ユーザーは線路側近くを歩くことになります。ましてやベンチなどがあったら、よりユーザーは危険な状態になります。 相対式ホームに限らず、...【続きを見る
2017年02月02日
協会日記228 ちょっと一息  訓練士と指導員の違い(2/3)
昨日のブログで気づいたのですが、訓練士と指導員の違いについて、これまでちゃんと説明していないのではと思いましたので、今日はちょっとホーム歩行のことから離れて、その説明をします。 訓練士と指導員の違いはわかりますか。 訓練士は犬に盲導犬としての仕事を教える役割の人です。いわゆるドッグトレーナーです。 全国の盲導犬訓練施設が加盟している日本盲人社会福祉施設協議会では、訓練士と指導員の養成について基準が...【続きを見る
2017年01月31日
協会日記227 電車の訓練 犬の歩く場所 2(2/2)
訓練士は、できるだけホーム端ギリギリを歩かないように犬に訓練をしますが、道路では左側に寄ることを良しとして訓練しますので、左端に寄る意識が強い犬はどうしてもホーム端ギリギリを歩くということになります。 指導員は、それぞれの犬の歩く癖をユーザーに伝え、その犬との安全な歩行を指導します。例えば、ホーム端ギリギリを歩く犬の場合は、電車と接触する危険があるため通過電車に気をつけること、また犬をちょっとでも...【続きを見る
2017年01月31日
協会日記226 電車の訓練 犬の歩く場所 (1/31)
昨日は犬もユーザーも、ホームの点字ブロック上を歩くわけではないことを書きました。では、犬は線路側ホーム端のどのあたりを歩くのかということになりますが、結論から言えば、「線路側を歩く」という基準しかありません。だから、左側に寄る意識が強い犬は、ホームの端ギリギリを歩きます。また、ホームの高さ(線路からの高さ)を気にするような犬は、ホーム端ギリギリでなく、ちょっと内側(ホーム端から少し離れた場所)を歩...【続きを見る
2017年01月30日
協会日記225 電車の訓練 ホームの点字ブロック (1/30)
ホームには、点字ブロックが敷かれていますが、盲導犬はこの点字ブロックの上を歩くのでしょうか。それとも盲導犬ユーザーがその上を歩くように犬が誘導するのでしょうか。 答えとしては、どちらも不正解。ホームの点字ブロックは、本来、ホーム端であることを警告するためのもので、その上を歩くものではないとのことです。また、点字ブロックの敷き方は統一されておらず、柱を回りこむように敷いてあったり、下の写真のように柱...【続きを見る
2017年01月29日
協会日記224 電車の訓練 電車の降り方2 (1/29)
電車を降りた後、左側に階段や改札がある時は、「レフトゴー」で犬を電車側にして進みますが(下図①)、このときに問題になるのが、電車が動き出すことです。動いている電車と平行して、歩くことになりますので、接触などの危険性があります。 ホームに降りた後は、少しホーム内に入ったところで立ち止まって、電車をやり過ごしてから歩き出すという指導をします。それはそれで安全を重視した指導なのですが、そうしているうちに...【続きを見る
2017年01月28日
協会日記223 電車の訓練 電車の降り方 (1/28)
今日は電車の降り方です。電車の降り方は2通りです。櫛形ホームの歩き方のときにちょっと触れましたが、降りるドアから左側にホームの階段や改札がある時には、下図①のようにドアから出て「レフトゴー」の命令で、犬を電車側(線路側)にして歩いて行けば、電車とホームの間に足を落すことがありません。 また、降りるドアから、右側にホームの階段や改札がある時には、下図②のようにドアから出て「ストレートゴー」でまっすぐ...【続きを見る
2017年01月26日
協会日記222 電車の訓練 電車の乗り方2 (1/26)
ここのところ、イラストばかりなので、今日は写真で、昨日の電車の乗り方を説明します。 下の写真は、電車の左側のドアが見えていますが、そちらのドアには向かわずに、右側のドアの方向に歩いているところです。ホームの待っている位置から犬に「ゴー」の指示で歩き出しますが、電車の手前で犬は右に向きを変えます。 次の写真は、犬が電車側(線路側)になって右側ドア付近まで来たところです。犬が電車側にいますので、電車と...【続きを見る
メニューを閉じる