活動予定・報告
活動報告
- 2016年07月12日
- 協会日記74 ハーネス装着訓練4(7/12)
- 盲導犬は、目の見えないユーザーの半歩前を歩くのが基本位置です。目の見えないユーザーの半歩先を犬が歩くことで、ハーネスのハンドルを通じて、道の状態や障害物の有無などをユーザーがわかるというものです。 例えば、犬が止まった時、ハンドルを持つユーザーの左手から「犬が止まった」という情報が脳に伝わり(脊髄反射かも)、ユーザーが足を止めるまでの時間が必要です。その時差を補う犬の位置が半歩先ということです。 ...【続きを見る】
- 2016年07月11日
- 協会日記73 ハーネス装着訓練3(7/11)
- 初めてハーネスを着けても、まったく着けたことに違和感を感じずに歩く犬もいますし、それとは逆にハーネスの装着感に違和感があり、歩きに影響が出る犬もいます。 今日は、ハーネスの装着にやや違和感をもっていて、歩く速度が遅い犬の訓練です。人と同じ速度で歩いてくれないと盲導犬として人を誘導する役割が果たせません。 そこで、別の訓練士と犬に前を歩いてもらい、そこに犬の意識を向けさせることにより、ハーネスの違和...【続きを見る】
- 2016年07月09日
- 協会日記72 新会長の就任 (7/9)
- 本日、このホームページの活動予定の欄に会長就任の挨拶を掲載しました。 去る6月19日の評議員会の終了をもって、前会長が任期満了につき退任し、そして新しい会長として濵本捷子(はまもとかつこ)が就任しました。 挨拶にもある通り、新会長は視覚に障害をもっており、2頭の盲導犬を使用した元盲導犬ユーザーでもあります。 盲導犬協会というと、どうしても犬のことに話題が行きがちですが、我々の仕事は犬を通じて視覚に...【続きを見る】
- 2016年07月08日
- 協会日記71 訓練5週目 (7/8)
- 新入犬たちも、木香テラスに来てから5週目を迎えました。この犬たちは木香テラスができてから初めて入所してきた犬たちです。木香テラスのスタートの取り組みとして、6週目までは木香テラスの担当者が基本的な生活と歩行を担うという計画を立てて、それを実施しています。 先日のハーネス装着訓練もそうでしたが、歩くコースを定めて、そのコースを6週間かけてしっかり歩き込むという計画を立てています。それぞれの犬に決まっ...【続きを見る】
- 2016年07月06日
- 協会日記70 ハーネス装着訓練2(7/6)
- 今日は、ハーネスを着けて農道を歩く訓練です。歩きはじめは興奮するため、しばらくハーネスを着けずに、犬の様子を観察しながら歩きます。 写真は、協会から出てすぐのところをリード(引き綱)だけで歩いている様子です。 どのようなときに、どんなものに、犬が意識を取られやすいか、またそうなったときに、どうすれば訓練士のほうに犬の意識を向けさせることができるかなど、いろいろと犬と駆け引きをしながら歩いて行きます...【続きを見る】
- 2016年07月06日
- 2016年3月~5月までの活動報告
- KANSAIあれこれ '16年3月~'16年5月 (敬称略) 3月 2日 ・四天王寺役職員人権研修会 講演(大阪市・四天王寺) 3日 ・協会役職員 街頭募金活動(大阪梅田・新阪急ビル跡地前、55,834円) 4日 ・京都府立視力障害者福祉センター 卒業式 所長出席 5日 ・第63回盲導犬貸与委員会 ・第一生命保険株式会社布施支社 街頭募金活動(近鉄布施駅前・瓢箪山駅前)...【続きを見る】
- 2016年07月05日
- 協会日記69 ハーネス装着訓練(7/5)
- 新入犬にハーネスを着ける訓練です。この訓練も最初はクリッカーを使って条件付けで行いますが、最終目標は、ハーネスを見せたときに犬自ら喜んでハーネスに頭を入れてくることです。 初めての犬にいきなりハーネスを着けると、ハーネスを無理やり外そうと興奮したり、体に接触することに敏感な犬は、違和感から腰を落として歩いたりと、最初に着けたときの印象が、あとあとの訓練に影響します。 そのため、ハーネスを最初に装着...【続きを見る】
- 2016年07月04日
- 協会日記68 田舎道の訓練4(7/4)
- 田舎道のような一本道では、見えている人にとっては行きも帰りも同じ一本道です。当たり前と言えば当たり前のことですが、実は盲導犬ユーザーにとっては当たり前ではないのです。 当協会の盲導犬ユーザーは原則、左手にハーネス(胴輪)のハンドルをもって左側通行をします。つまり、犬とユーザーは道の左側の建物や溝や壁などに沿って歩いていきます。 目の見えないユーザーは犬に着けたハーネスを通じて道の形状を読み取って行...【続きを見る】
- 2016年07月02日
- 協会日記67 田舎道の訓練3(7/2)
- 河内橋を越えてしばらくすると、犬飼の集落に入ります。犬飼の集落は比較的大きな昔ながらの土蔵のある家が、この田舎道に沿って建っています。 集落に入る前は、田んぼばかりで道端には雑草が生い茂って、犬は臭いの誘惑に駆られやすいのですが、集落に入ると雑草がなくなる代わりに、水が流れる溝や塀、村の人やペット犬など、田んぼとは違ういろいろな刺激が出てきます。 村の人を見かけて、ゴールデンの意識がそちらに向いた...【続きを見る】
- 2016年07月01日
- 協会日記66 職員の勉強会(7/1)
- 今日から7月です。題名を内容の概要にすれば、読者にもっと関心を持っていただけるのではとの提案を受けましたので、今日から題名に副題を入れるようにします。 田舎道の訓練は、ちょっといっぷくして、協会のできごとをアップします。 今日は、木香テラスで外部の講師を招いて、職員の勉強会を行いました。協会の運営方針やそれぞれの業務に対する思いなど、職員間でどのように共有して行くかといった内容です。 写真は木香テ...【続きを見る】
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