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活動予定・報告

活動報告

2016年07月02日
協会日記67 田舎道の訓練3(7/2)

河内橋を越えてしばらくすると、犬飼の集落に入ります。犬飼の集落は比較的大きな昔ながらの土蔵のある家が、この田舎道に沿って建っています。

集落に入る前は、田んぼばかりで道端には雑草が生い茂って、犬は臭いの誘惑に駆られやすいのですが、集落に入ると雑草がなくなる代わりに、水が流れる溝や塀、村の人やペット犬など、田んぼとは違ういろいろな刺激が出てきます。

村の人を見かけて、ゴールデンの意識がそちらに向いた時には、名前を呼んで、訓練士の方に意識を戻します。すぐに顔をこちらに向けたらグッド、グッドです。

名前だけでダメなときは、「村の人を気にするより、こっちのほうが気持ちいいよ。」という具合に名前を呼ぶと同時にゴールデンの体を撫でて、犬の意識を戻すとともに、しばらく撫で続けて楽しい気分を持続させます。もちろんその時にもグッド、グッドの言葉がけは忘れません。

写真は、集落の中を歩いていく様子です。ゴールデンは集落に入っても、いままでと変わらず、訓練士の方に意識を持ちながら、まっすぐに進んで行きます。

DSC_1337.JPG

集落を進んで行くと、国道423号線との合流地点に着きました。協会から1.2キロ。今日の訓練の折り返し地点です。しばらくここで休憩して、再び、今来た道を戻って行きます。

せっかくですから、国道との合流地点にある当協会の看板の前でゴールデンを座らせて写真を撮りました。下の写真はその様子です。

DSC_1331.JPG

時間としては15分くらいですが、訓練初期の犬は、訓練士とコミュニケーションを取りながら歩くというのはとても疲れるようです。写真のゴールデンの表情からもそのような感じが見られます。

つづく

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