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活動予定・報告

活動報告

2016年07月06日
協会日記70 ハーネス装着訓練2(7/6)

今日は、ハーネスを着けて農道を歩く訓練です。歩きはじめは興奮するため、しばらくハーネスを着けずに、犬の様子を観察しながら歩きます。

写真は、協会から出てすぐのところをリード(引き綱)だけで歩いている様子です。

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どのようなときに、どんなものに、犬が意識を取られやすいか、またそうなったときに、どうすれば訓練士のほうに犬の意識を向けさせることができるかなど、いろいろと犬と駆け引きをしながら歩いて行きます。

最初は、犬もいろいろなものに気を取られて、コミュニケ―ションどころではないのですが、しばらく歩いていくと、一瞬、犬とコミュニケーションが取れるときがあります。その時を逃さず「グッドグッド」で褒めてあげます。犬の動きを予測していないと、これがなかなか難しいのですが。

「たぶん、あそにいる農作業の人に気を取られるだろうから、その人に気を取られる直前に、犬に声をかけよう。」と予測をたてて、その場面になったときに、こちらの呼びかけで犬がこちらに振り向けば「グッド、グッド」で大いに褒めてあげると言った具合でしょうか。

最初は、一瞬ですが、その一瞬一瞬が、つながっていくと、徐々に犬とコミュニケーションが取れるようになってきます。それは一日で目に見える成果はでないので、毎日の歩きのなかですこしずつ築きあげていくものだと思います。

下の写真は、ある程度、犬が落ち着いたところで、ハーネス(胴輪)を装着しているところです。

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今日のところは、ハーネスを装着して、ハーネスのハンドルは持たずに、リード(引き綱)だけで歩きます。下の写真はその様子です。

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今日、犬飼の隣村(山の反対側の村)で、熊が出たとの連絡がありました。農道での訓練も気をつけなければいけません。

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