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季刊誌「ハーネス通信」

2020年02月のバックナンバー

新年のご挨拶(2020年新年号)
新年明けましておめでとうございます。
 みなさまには、ご健勝にて令和初の新春をお迎えになられましたこととお慶び申し上げます。旧年中は、当会事業の運営に対し深いご理解と厚いご支援を賜り、深く御礼申し上げます。


 さて、昨年3月には、多くの方々にご参加いただき「盲導犬貸与報告会」を開催することができました。当日は、昨年度共同訓練を修了した13名のうち9名9頭の若葉マークのユニットが集まりました。京都αステーションDJとしても活躍している谷口キヨコ当協会理事が司会を務め、盲導犬というパートナーを得て、新たな一歩をスタートした方々の決意や深い思いにも触れることができました。盲導犬事業に育成や運営面でのご支援をいただいているみなさまとも、同じ思いを共有できたことをとても嬉しく感じておりますと同時に、良い啓発の機会となりましたことを喜んでおります。
 そして今年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。多くの感動が私たちを力づけてくれることでしょう。
 地元亀岡に目を向けますと、今年1月には京都パープルサンガの新たなホームタウンとして建設中の「京都スタジアム(サンガスタジアム by Kyocera)」が完成する予定です。サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどの専用球技場で、2万人を超える観客を収容することができるそうです。また、今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は、亀岡所縁の武将、明智光秀です。明智光秀が戦国時代末期に築いた亀山城があったのは、JR亀岡駅の南側、現在の亀岡市荒塚町あたり。亀山城跡周辺は、盲導犬の訓練でよく利用する場所の一つです。
 今年は、何かと話題になりそうなここ「亀岡」の地から、盲導犬ユーザーが行きたい場所に安心して行ける社会の実現を目指して、協会役員・職員ワンチームとなって、事業運営に取り組んでまいります。
 しかし、このような事業は、みなさまからのご支援なくしては一歩も前に進むことはできません。消費税が10%にアップし、運営面ではなかなか厳しい状況が続いてはおりますが、どうか引き続きまして厚いご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げますとともに、新しい年がみなさまにとりましてご健康でお幸せな年となりますことをお祈り申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。
2020年1月吉日
公益財団法人関西盲導犬協会
会長  濵本 捷子
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