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季刊誌「ハーネス通信」

2019年07月のバックナンバー

テラスだより(2019年春号)
 5月14日から16日までの3日間、AGBN(アジア・ガイドドッグ・ブリーディング・ネットワーク)の会議が、当協会で開かれました。AGBNでは、盲導犬としてより適性の高い候補犬を確保するため、候補犬の評価や繁殖のデータを共有し、意見交換を行っています。


今回は、日本の7つの盲導犬育成団体と韓国・台湾の育成団体の職員の他、オブザーバーとして香港、オーストラリアの育成団体の職員が参加して行われました。
 盲導犬候補の子犬はパピーウォーキングを終えると、盲導犬としての訓練に入る前に、統一した方法・項目に基づいた評価を行っていますが、今回は、その評価方法の確認なども行いました。
 京都産業大学総合生命科学部生命資源環境学科・野村哲郎教授たちからは、育種に関する研究についての講義もありました。統一された方法で評価されたデータを蓄積することにより、どの繁殖犬同士を交配すればどういう性格の子犬が生まれやすいか、ということが研究によって明らかになってきています。これは、盲導犬を育成する上で大きな助けとなる画期的な研究です。多くの様々な方々の協力の元、盲導犬事業が行われていることに改めて感謝したいと思います。
 また、近年、アジアの他の国々でも盲導犬育成団体が設立されるようになってきました。これからは、国内はもとより、アジア各国とも協力し合いながら、盲導犬育成に努めていきたいと思います。

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