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季刊誌「ハーネス通信」

2018年06月のバックナンバー

ちょっと教えて! 犬たちの医療ケアはどうなっているの?
私たちは、協会の犬たちに、健康面でもしっかりケアしていきたいと考えています。では、実際にどんなことをしているのでしょうか?
 基本的なところでは、予防接種。これは2カ月齢、3カ月齢、4カ月齢、そして1歳を超えると年に1回行っています。狂犬病ワクチンは年に1回。フィラリア予防薬は、5月から12月までの毎月、のみダニ駆虫薬は年間を通して投与しています。マイクロチップは、今年度から約3カ月齢で全頭挿入登録します。また、京都市獣医師会の先生に来所いただき、定期診療も実施しています。
 その他、血液検査、股関節と肘関節検査、眼底検査、必要に応じて遺伝子検査も行います。もちろん病気になったり、アレルギーがあったりすると、その都度、通院・治療します。繁殖候補犬以外の犬たちには避妊去勢手術なども必要です。
 現在、協会が管理している犬たちは、およそ265頭になります。
 医療費に関しては、協会の主治医による診療割引や、製薬会社から各種ワクチン、予防薬の寄贈支援を受けるなどのご協力をいただいています。しかし、支援を除いた費用は、協会負担となっており、その額は、年間約1千万円にのぼっているのが現状です。
 これからも、この子たちが十分な医療を受けられるよう、皆様には、引き続きご協力とご支援をお願い申し上げます。では、いくらで、どんなことができるのでしょうか? 例えば...、
 1,000円で、マイクロチップの登録料が支払えます。
 6,000円で、血液検査が受けられます。
 10,000円では、フィラリア予防薬をワンシーズン投与できます。
 協会のサポーターになっていただける方、随時募集しております。

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