読み上げブラウザ用メニュー

活動予定・報告

活動報告

2016年10月16日
協会日記142 盲導犬の歩行指導(10/16)

昨日、Aさんの共同訓練が終了し、今日から指導員と一緒に自宅に帰りました。
指導員はAさんの自宅での生活と周辺の歩行がうまくできるように、3日間くらいを目処にフォローアップ(アフターケア)をします。

共同訓練は、犬と目の見えない人が共同で行う訓練のため、そのような呼び方をしていると思いますが(確信はないですが)、他の協会では合同訓練と言ったりもしています。正式には「盲導犬による歩行指導」というべきところです。

この「盲導犬による歩行指導」は、日本のすべての盲導犬協会(現在、11協会)が所属する社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会で盲導犬訓練基準というものが定められており、どこの協会もその基準に則って、歩行指導を行うことになっています。

初めて盲導犬を持つ方の歩行指導は4週間を基準とすることや、2頭目や3頭目の代替者の歩行指導は2週間以上という指導期間も、この協議会の基準で定められているものです。

この基準は細部にわたって決められているものでなく、盲導犬の歩行指導として最低限「これだけは必ず行うこと」というような大枠な取り決めです。

今日からしばらくは、この基準の説明とともに、当協会が歩行指導(共同訓練)をどのように進めていくかを書いて行きたいと思います。

写真は、ラブの顔のアップです。文章とまったく関係ありません。

DSC_1984.JPG

つづく

メニューを閉じる