活動予定・報告
活動報告
- 2016年09月06日
- 協会日記113 ラブとゴールデン 4(9/6)
ラブとゴールデンのつづき4回目です。
ゴールデンの性格的な特徴はといえば、やはり頑固なところでしょうか。
例えば、歩く場合。ゴールデンは、いつもと違う道に行こうとすると、「そっち違いますねん。」という表情でストップして動かない。仕方なくいつもの道に行くとスタスタと歩くといった具合でしょうか。
ラブなら「そっちちゃうけど、まあ行こか。」という具合で、尻尾フリフリでいつもと違う道を楽しみながら歩くことができる柔軟さがあります。
写真は、ハーネスを着けたゴールデンがテラス通路から前庭通路に出るところです。「ここは左に曲がるんでしょ。」といった澄まし顔で通り過ぎていきます。
ゴールデンの頑固さは、盲導犬としては決してわるい性格ではありません。というのは、毎日同じ道を通勤などで行き来するユーザーには、ゴールデンの頑固さがかえって道に迷うことなく歩くことができるからです。
頭に地図を思い描くことが苦手なユーザーには、ゴールデンに一つのルートだけ覚えさせてしまえば、そのルートは安全に歩くことができるようになります。
今日はこっちの道、明日はあっちの道といろいろなルートを歩くユーザーには、やはりラブのほうがむいています。
写真は、前庭の点字ブロックに沿て歩くゴールデンです。
つづく。