活動予定・報告
活動報告
- 2016年09月07日
- 協会日記114 ラブとゴールデン 5(9/7)
ラブとゴールデンの性格の違いなどをお伝えしてきましたが、性格以外のところで大きな違いは、やはりブラッシングとシャンプーにかかる時間ではないでしょうか。
短毛種のラブはブラッシングやシャンプーはしやすいですが、ゴールデンは長毛種ということで、ブラッシングではまず毛の絡みから解きほぐしていかなければなりません。シャンプーでも全身まんべんなく濡らす手間やシャンプーの量、また乾かす手間とラブに比べるとやはり毛の長いゴールデンのほうがいろいろと大変です。
冬、雪が積もり、雪道を歩くとゴールデンの足の毛には雪が固まって、雪玉ができてしまいます。それを取るのはとても大変と聞きます。雪の多い協会では、そのような理由からゴールデンは盲導犬にしないというところもあります。
でも、抜け毛については、ラブよりもゴールデンの方が処理がしやすいです。これは意外に思われる方がいるかもしれませんが、ゴールデンの毛は長くてやわらかいので、カーペットや服装についた毛は、粘着テープや掃除機で割と簡単にとることができます。
一方のラブの毛は、毛に張りがあり毛先がとがっていますので、抜け毛はカーペットや服装に突き刺さって、掃除機でもなかなか吸い取ることができません。粘着テープでも何回もペタペタしないと取れないやっかいな毛です。
手入れの行き届いた犬は毛に艶がありとてもきれいですが、ゴールデンの毛艶は名前の由来どおり、ほんとうにゴールドにピカピカ輝きとてもきれいです。
5回にわたってラブとゴールデンの違いを書きてきましたが、このシリーズは今回で終わりにします。でも、これからの日記のなかでも、気づいたことがあれば、ラブとゴールデンの違いに触れて行きたいと思います。
下の写真はラブとゴールデン、それぞれのブラッシングの様子です。
、