公益財団法人　関西盲導犬協会

盲導犬ユーザーは、自分自身で犬の世話ができて、歩行も単独でできることが、基本的な貸与の条件となります。そのため、盲導犬ユーザは、自立した方が多いのですが、しかし、昔から盲導犬を使っていただいている経験豊富なユーザーさん達は、高齢化してきており、若い時のように単独での生活や歩行がだんだん難しくなってきているのが現状です。しかし、盲導犬がいなければこれまでのように歩行や生活を維持することができないため、協会としては、その方々のフォローアップをどうして行くかがとても重要な課題となっています。

その一つの解決策として、我々盲導犬協会だけでなく、ユーザーがお住まいの地域の社会資源、つまり福祉制度や他の福祉施設と連携して、ユーザーをサポートして行くことが必要と考えています。そこで、フォローアップ担当は、それぞれのユーザーさんのお住まいの地域包括支援センターやユーザーに関わっているケアマネージャーとのネットワークを構築して行く取り組みを始めたところです。

写真は、今日の木香テラスの様子です。どことなく同じような寝方をしているラブ２頭ですが、一頭は犬用ベッドからとび出しています。
つづく。