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活動予定・報告

活動報告

2017年06月09日
協会日記328 盲導犬の性格15(6/9)

無駄に吠えない、何もしていないときには寝てしまう、興奮することなく落ち着いているなど、盲導犬になる犬たちは、長い年月をかけて改良されたきた性格によるところです。しかし、成長過程での学習や教育によって、その性格の良い面がさらに伸ばせることも、はたまた悪い方に行ってしまうこともあります。協会での生活や盲導犬となった後のユーザーとの関わりのなかでも、良いことも悪いことも学習しますし、環境に合わないといったことも起こり得ます。やはり犬も動物ですので、機械のような画一的なものでなく、犬それぞれによって性格はちょっとずつ違います。その犬の性格にあった訓練方法やユーザーとの生活スタイルなどを考慮しながら、訓練士と指導員は犬の性格や体質を見極め、盲導犬として働くことがその犬には適さないようであれば、無理に盲導犬にするのでなく、ストレスなく過ごせる家庭を探し、ペット犬としての生活を選択していきます。

写真は、木香テラスのサークルの中のベッドで寝そべるゴールデンです。
DSC_0331.JPG

つづく

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