活動予定・報告
活動報告
- 2016年12月17日
- 協会日記189 盲導犬の引退 インタビュー11(12/16)
Yさんから盲導犬の引退にあたっていろいろとインタビューしてきました。今日は、インタビューを終えるにあたり、締めくくりの言葉です。
F Yさんには、貸与した盲導犬を健康な状態で今日、協会に返していただいたことに感謝します。また8年間、その役割を果たした盲導犬もお疲れ様でした。
盲導犬を生ませ、育て、訓練して、盲導犬にして、そして今日の引退までの約10年が1頭の犬を通しての我々の仕事の一区切りになります。貸与した盲導犬が何年働いたのか、またどのような働きをしたのか、そこが我々の仕事に問われるべきことだと最近つよく思うのです。
その観点から言えば、盲導犬を目の見えない人に貸与した時でなく、盲導犬の引退した時がとても重要な意味をもっているはずです。
Yさんと盲導犬。お互い大きな事故も怪我もなく、安全な歩行と充実した生活を送った8年間の実績をもって、我々協会職員は「一頭の犬を通じて良い仕事ができた。」と言えるのではと思います。
写真は、引退式のときの盲導犬の様子です。
つづく。