活動予定・報告
活動報告
- 2016年12月09日
- 協会日記184 盲導犬の引退 インタビュー7(12/9)
盲導犬と暮らしはじめたことによるいろいろなストレスで激やせしてしまったというYさんと盲導犬。でも、知人の助言や職場仲間の気づかいで、ストレスも徐々に解消され、盲導犬といることが普通の生活になってきたとのことでした。今回はYさんのお仕事のことについてちょっと聞いてみました。
F 職場では、ほかにも障害をもった方がお勤めされているのですか?
Y 私以外にも障害をもっている社員はいますけど、在職中に障害を負った方が、そのまま仕事を続けているという形ですよね。障害のある人を新入社員として雇うというのは技術的な職種のため難しいんじゃないかな。
私が働くことで、障害のある人でも補助具を使えば健常者と同じように仕事ができるということを会社や社員が理解してくれたと思う。私は、以前なら拡大読書器、今は音声パソコンがあれば普通に仕事ができますから。
F 今の世の中、特に視覚に障害のある人には、パソコンやネットはとても有効な機器ですよね。インターネットによって、視覚に障害のある人でも、健常者と同じようにいろいろな情報を集め、知ることができるようになりました。それは一昔前と比べると、すごい変化ですよね。
写真は歩行指導中の様子です。 歩道上を歩くYさんと訓練犬の後ろ姿です。つづく