活動予定・報告
活動報告
- 2016年11月09日
- 協協会日記162 盲導犬の歩行指導 障害物の回避(11/9)
住宅地での歩行では、路上駐車している車、電柱、放置自転車などを避けながら歩く、いわゆる障害物を回避して歩くことも同時に指導します。
前方にある障害物を避けようとする犬の動きをハーネスのハンドルから読み取り、犬の動きに合わせてAさんも左足を犬に添わせて行きます。障害物を避け終わったら犬に指示を出して道の左端に戻るように促します。
歩行指導も3週目に入ると、訓練場所も静かな住宅地から車の往来が頻繁な道や人通りが多い繁華街などに場所を移して行きます。
繁華街などの人通りの多い歩道では、通行人が動く障害物となります。無理に人を追い越すのでなく、人の流れに乗りながら、犬の動きに細心の注意を払って、人にぶつからない様に慎重に歩くよう指導します。
写真は、京都の観光地、嵐山の渡月橋を歩行するAさん。歩行指導の息抜きに観光地に行ったりしますが、たんに観光するのではなく、歩道の歩行や人を避けて歩くことなど、犬との歩きもしっかり指導します。