活動予定・報告
活動報告
- 2016年11月07日
- 協会日記160 盲導犬の歩行指導 住宅地の歩行4(11/7)
歩道の歩行は、「車道を右に見て歩く歩道」(イラスト①)と「車道を左に見て歩く歩道」(イラスト②)の2パターンがあります。「車道を右に見て歩く歩道」①は、犬が建物側を歩くため、左側通行の基本に則った歩き方です。しかし、一方の「車道を左に見て歩く歩道」②は、車道側を犬が歩くことになり、建物側を犬が歩くという基本から外れた歩行になります。
そのため「車道を左に見て歩く歩道」②のときには、これまでとは違う注意が必要となります。犬も道の左端に沿って歩くことを覚えているため、うっかりすると歩道から歩道にわたる道路横断のときに(点線のように進みたいときに)、車道側に出てしまう危険性があります。(実線のようになってしまう危険性がある。)
Aさんには、そのような危険性を伝え、そうならないようにするために、歩く方向の維持、車の音のとり方、犬への指示の出し方などをしっかり指導します。
写真は、「車道を左に見て歩く歩道」でのAさんの道路横断前の様子です。
つづく。