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活動予定・報告

2020年07月30日
キャリアチェンジ犬オーナーの募集 再開のお知らせ

キャリアチェンジ犬とは、盲導犬候補犬の中で、性格や健康上の理由などから盲導犬には適さないと判断され、一般家庭でペット犬として暮らす犬たちのことです。
キャリアチェンジ犬を家族の一員に迎えたいとお考えの方は、まず次のQ&Aをお読みください。

Q:キャリアチェンジ犬って、どんな犬?
A:生まれた時からたくさんの人の愛情を受けて育ってきた1歳から2歳までの若い犬たちです。犬種は、主にラブラドールレトリバーですが、ゴールデンレトリバー、ラブラドールとゴールデンの雑種もいます。

Q:なぜ盲導犬にならなかったの?
A:レトリーバー種とは本来遊び心があり、大きな体と力強い足腰を使ってめいいっぱい動きます。そして人との関わりを喜んで受け入れ、求めます。
中にはその表現方法が、吠えることや飛びつき、いたずら、他犬への興味で引っ張ったりと、時に飼い主を困らせてしまう犬もいます。お散歩が好きではない犬もいるし、音や車が苦手な犬もいます。
また、内蔵疾患、アレルギー、股関節など持病と付き合いながら生きていく犬もいます。
そういった犬たちは、盲導犬には適さないと判断し盲導犬候補からそのキャリアを変更するのです。

Q:年間、何頭ぐらいの犬がキャリアチェンジ犬になるの?
A:当協会では年間約35頭の子犬が生まれ、その内盲導犬として活動するのは10頭、他に繁殖犬やPR犬として活躍する犬もいます。そして約20頭の犬がキャリアチェンジとなり、新しい家庭でペット犬としての生活をスタートします。

☆ 担当者からのメッセージ ☆
我々はそのすべての犬たちの一生の幸せを考え、温かな家庭へと送り出す責任があります。どんなに手を焼くような犬であっても、その子を受け入れてくださる家庭が見つかるまで決してその責任を放棄しません。
幸いにも、その犬たちを心待ちにしてくださるご理解ある皆さまからのお問い合わせは後を絶たず、皆さまのご支援のもと盲導犬事業が成り立っていることを実感するとともに、職員一同心より感謝申し上げます。
キャリアチェンジ犬となった犬たちも、1頭1頭がそれぞれの特性をもって元気に過ごしており、その姿はとても愛らしいです。そんな犬たちの個性を受け入れ、家族として迎えてくださる方を募集しています。興味がある方は、当協会までお問い合わせください。
なお、キャリアチェンジ犬の譲渡基準については、こちらをご覧ください。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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