活動予定・報告
活動報告
- 2016年11月29日
- 協会日記176 盲導犬の引退(11/29)
本日から新シリーズです。
現在当協会では、盲導犬は10歳を目処に引退させます。ラブラドールのような中型犬の10歳は人間で言えば60歳くらいでしょうか。現在、一般的な会社は60歳で定年というところが多いようですが、当協会もそれに合わせて盲導犬は10歳で定年ということにしています。
10歳はまだまだ元気な犬が多いのですが、10歳を過ぎると徐々に足腰が弱ってきたり、急激に体力が落ちたりと、目の見えない人を安全に誘導するという仕事が難しくなってきます。また元気なうちに引退すれば、引退後に生活をするボランティアのお宅でも幸せに過ごせる時間が十分にとれます。
歩行と生活を一緒にしてきた盲導犬が引退する日に、そのユーザーさんに盲導犬のことについていろいろとインタビューをしました。そのインタビューの内容を明日から少しずつアップして行きます。
写真は、協会での引退式に臨むユーザーと盲導犬の様子です。引退式は職員からユーザーと盲導犬への言葉がけ、ユーザーの挨拶、そして盲導犬のハーネスをはずして協会に犬を返していただくといった内容となります。
つづく