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活動予定・報告

活動報告

2022年02月26日
京都鉄道博物館で人権研修会(2022/02/25)

【講演会】盲導犬を使用する視覚障害者について知る (2).jpg京都鉄道博物館は、JR京都駅から嵯峨野線で一駅「梅小路京都西駅」を降りてすぐのところにあります。鉄道の総合博物館として、鉄道の歴史や技術を知ることができ、鉄道ファンはもちろんのこと、子どもから大人まで楽しめる博物館です。今回は、鉄道博物館のスタッフの方の研修でお話をする機会をいただき、盲導犬ユーザーと職員が伺いました。
まず、盲導犬の育成や作業内容、また「目が見えない・見えにくい」ということについてお話ししました。その後、スタッフの皆さんは、「見える範囲が狭い」レンズや「白く濁って見える」レンズをかけて、京都博物館の中を移動。「黄色い点字ブロックが見やすかった」「階段の始まり、終わりでの声かけは大切」など、いろいろと体験し実感されたことがあったようでした。右上の写真は、その時の写真です。スタッフは二人一組になって、一人は見えにくくなるシミュレーションレンズをつけ、一人はその手引きをしています)。
【講演会】盲導犬を使用する視覚障害者について知る (4).jpgまた、実際に展示してある500系のぞみや、昔懐かしい特急列車「月光」の車体を前に、スタッフがユーザーを案内し説明、その様子を他のスタッフが見学する、という実習もしました。その時の写真が左のものです。きっと案内役のスタッフの方は、緊張して説明されていたんじゃないかと思います。
最後に、意見交換や質疑応答などをして、あっという間の2時間でした。
京都鉄道博物館のスタッフの皆さま、お疲れさまでした。これから補助犬ユーザーが京都鉄道博物館を来館された時にこの研修がお役にたてばうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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