公益財団法人　関西盲導犬協会

出発式では、式に参加した職員が新しく盲導犬をもつユーザーに対してお祝いの言葉をかけます。

共同訓練中のエピソード、夕食時の楽しかったことなど、それぞれの職員がそのユーザーさんと共有した時間の中の思い出ばなしや、ユーザーと盲導犬にエールを送ったりします。

そして新たに盲導犬を貸与されたユーザーからは、これから盲導犬と共に生活や歩行して行くにあたっての決意や、今までできなかったことにチャレンジしたいことなど、いろいろなお話をしてくださいます。

ユーザーにとっては、訓練中のように指導員が後ろにくっついて歩くことなく、一人で盲導犬と共に歩いて行かなければならない不安もあり、指導員は訓練が一区切りついてほっとする気持ちの一方で、これからユーザーが安全に歩行し、犬も盲導犬としての役割をしっかり果してくれるのか、ちょっと不安な気持ちをもっていたりと、出発式では、いろいろな思いが伝わってきます。

今回の写真も、文章とは関係まったく関係がない、ゴールデンの訓練犬のアップです。