パピーウォーカーや繁殖犬ボランティアとして新規に活動を始めたボランティアさんを対象にした「ベーシックセミナー」を行いました。本当は昨年9月に開催予定だったのですが台風の影響で中止となり、今日の開催となりました。
8家族18名が参加され、「視覚障がいってどんな障害？」「盲導犬ユーザーに出会ったら、どうしたらいいの？」「手引きって、どうするの？」といったことについて体験を通して学んでいただきました。右上の写真は、ユーザー役となった職員を手引きする参加されたご家族のお子さんです。
お昼ご飯の時は、アイマスクをした家族にお弁当の中身を説明したり、アイマスクをして食べたりということもしました。
最後は4つのグループに分かれて、訓練犬と歩いてみてもらいました。歩きながら、ユーザーと盲導犬の生活ぶりや、訓練のことなど、それぞれの指導員に聞くことができ、現在、パピーウォーキング中のパピーたちが、将来、盲導犬として活躍する様子をより具体的にイメージしていただけたのではないかと思います。上の写真は、訓練犬との歩いている女性。すてきな笑顔で歩いておられます。一方、訓練犬たちもいつもとはちょっと違うハンドラーとの歩きを楽しんでいるようでした。下の写真は体験歩行中の訓練犬の横顔です。
参加された方からは「これまで方法がわからなかったので声をかけられなかったけど、これからは視覚障がいの方に積極的に声をかけようと思います」「気持ちを新たにボランティア活動を続けていきたい」といった感想をいただきました。
参加された皆さん、そしてアイマスクをつけていつもと違う様子のお父さん、お母さんにちょっぴり心配顔だったパピーたち、ご参加ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。