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活動予定・報告

活動報告

2018年11月18日
協会日記537 防災について(3)(11/18)

 防災について、続けてお伝えするつもりが、またずいぶんと間が空いてしまいました。
 今回は、断水被害に遭われたFさんのお話です。
 断水となって2日後の朝には給水場所が設置されたものの、バスに乗って行かなければならず、着けば長蛇の列。また、こんな時に水を貯える適当な容器が家の中になくて困ったとのことでした。
 断水では盲導犬の世話も大変なのでは?と思いましたが、おしっこはトイレに流さず、固め剤でゼリー状に固めて処理し、水をなるべく使わないようにしたそうです。かえって盲導犬がいるからこそ給水場所への往復もできたとのこと。
 今回の被災体験から、どのようなものが必要と感じられたのかお伺いしたところ、「食べる」「飲む」の最低限必要なことは自分で確保しておくことが必要、とのことでした。
【水の確保】
 水を貯えるための容器をそろえておくこと。また2リットルのペットボトルに入った飲料水を2箱、常備して飲料水を確保しておくようにする。
【節水の工夫】
 お皿にラップを敷いて節水するという工夫はよく言われるが、実は、ラップはふわふわしてて使いにくかった。アルミホイルの方が使い勝手がよい。また、キッチンペーパーやウェットティッシュなども役に立った。
【食料の確保】
 レトルト食品やカップ麺、乾物や缶詰、水がちょっとあれば調理できるものを常備しておくと安心。
 今回、停電はなかったため、日ごろから冷凍庫に作り置きして保存してあった惣菜も大活躍だったとのこと。

 日頃の備えの参考にしていただければ嬉しいです。

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