活動予定・報告
活動報告
- 2018年06月01日
- 協会日記522 京都造形芸術大学との共同授業(6/1)
今年度、京都造形芸術大学プロダクツデザイン科の学生さんたちの授業に協力しています。2016年度にも、ハーネスのデザインという課題で授業協力をしているのですが、今年度はその第2弾。今回、学生さんたちに与えらえたミッションは「盲導犬ユーザーの社会参加に関する課題を明確にしてそれを解決するデザインをすること」
4月の授業では、盲導犬ユーザーの話を聞いたり、様々な体験を通して、盲導犬のこと、ハーネスの役割などを知ってもらいました。5月には、それらの体験を踏まえ、課題解決に向けた基本的な考え方を職員にプレゼン。2年生チームは「盲導犬が仕事をしている、ということを見える化する」、3年生チームは「楽しさから人のつながりをひろげる」といったコンセプトで、ハーネスをデザインしていくことになりました。そして、4回目の共同授業では、それぞれのチームのデザイン案をPR犬のヘーゼルで検討する、ということを行いました。下の写真は、新聞紙のマントを着せられたような恰好のヘーゼルを、真剣な顔で取り囲んでいる学生
さんたちの様子。デザイン案をすぐに修正してその場で合わせていけるように、まずは新聞紙の試作品を付けて、どこをカットするのか、どこを長くすべきか、検討している最中です。
こうして "ものづくり" って進められていくんだなぁと妙に感心したひとコマでした。