公益財団法人　関西盲導犬協会

当協会では、第３者委員による盲導犬貸与委員会という委員会があります。その委員会では、視覚障害ならびに障害福祉の専門家である外部委員の出席のもと、盲導犬貸与申込者の判定、歩行指導修了の判定など、盲導犬と盲導犬ユーザーに関するいろいろなことを議論します。その委員会は毎月１回開催されますが、そこで検討される議案のために、歩行指導員は申込者の事前面接をしたり、歩行指導スケジュール、歩行指導試験結果など、いろいろな資料を整えなければなりません。特に面接では、希望者の自宅に訪問して、面接票にそって申込者ご本人と直接お話し、実際に家の周囲を白杖で歩いていただいたりして、盲導犬を十分に活用できる方であるかを歩行指導員の立場で客観的に判断し、貸与委員会で報告することが求められます。

写真は、預かっている犬を散歩するテラス職員です。協会脇の農道は杉の木立のお陰で、夏の日中でも比較的涼しく歩くことができます。