公益財団法人　関西盲導犬協会

パピー担当は、定期的にパピーボランティアさんのお宅へ訪問して、パピーの飼育指導や散歩指導を行います。飼育指導は、パピーの月齢に対してフードの与え方が適切か否かを、その体重や体長またボランティアさんからの話を聞いて判断したり、家の中でのパピーの様子を観察しながら、家族との関わり方や排泄の方法などについても話を聞きます。また、散歩指導は、いつも散歩するコースを実際にボランティアさんにパピーと散歩をしていただき、散歩コースの環境やパピーの状態を観察します。 協会に来ていただくパピースクールは、一度に多くのパピーやボランティアさんに効率よく、いろいろな指導ができる反面、やはり普段とは違う環境ですので、パピーの本来の姿を見ることができないという側面もあります。それを補うためにはやはり実際にパピーが生活しているボランティアさんのお宅へ訪問して、普段のパピーの生活を見ることは、のちのちの訓練にとってもとても大切な情報となります。 写真は、ボランティアさんとパピーの散歩指導の様子です。パピーは担当者を気にしながらも楽しそうに歩いています。 つづく