活動予定・報告
活動報告
- 2017年04月17日
- 協会日誌286 犬の訓練評価(4/17)
今日は、木香テラスの2階で、犬たちの訓練評価をしていました。人の指示で、座ること、伏せること、待つこと、一緒のスピードで横を歩くことなど、ハーネス(胴輪)を着けずに、リード(引き綱)だけで行う基本訓練です。
訓練士はアイマスクをして、いつもどおりに犬とリードだけで歩いて、途中途中で座ることや伏せるよう指示を出し、その指示を犬がちゃんと聞いてそのように行動するかを、他の訓練士たちが立ち会ってチェックします。
普通、犬の訓練はアイコンタクト(犬の目を見て訓練する)が重要とよく言われますが、目の見えないユーザーはアイコンタクトができないため、盲導犬の訓練では、訓練士たちはアイコンタクトをいかに消去していくかということを求められます。そのためアイマスクをして、アイコンタクトがなくても、犬が指示どおり行動するか否かをチェックすることはとても大切なことなのです。
写真は、アイマスクをしている訓練士とその横を一緒に歩く訓練犬の様子です。
アイマスクしている訓練士が柱や壁にぶつからないように、他の訓練士が両サイドに立って、「まっすぐ」、「ちょっと右に修正」など声を出して誘導します。写真はその様子です。