活動予定・報告
活動報告
- 2017年01月21日
- 協会日記218 電車の訓練 ホームの歩き方4 (1/21)
島型ホームでは、常に犬が線路側を歩くことになります。でも、乗る電車が今歩いている1番線でなく、反対側の2番線に入って来るとしたらどうしますか。
答えは、下図のようにホームを横断して、犬を線路側に向けるです。これは道路を歩行している時と同じで、来た道を帰るときは反対側の道端に横断して帰るという基本に則ったものです。
1番線を歩いていて、このあたりで横断しようと思ったら、犬に「ウェイト」(待て)の指示を出し一旦停止して(①の場所)、右方向をしっかり定めてから、続いて「ライトゴー」(右へ)の指示を出し、右方向に歩きます。2番線ホーム端の手前で犬が右方向に向きを変えたのをハーネスのハンドルで読み取って(②の場所)、人も右方向に向きを変えて2番線ホーム側に移るというものです。実際には図のように機械的に直角に曲がることはありませんので、右に向く犬の動きをしっかりハーネスから読み取る必要があります。
ホームを横断することは、けっこう大変です。横断する場所に何もなければいいのですが、ホームの中央には、ベンチがあったり、自動販売機があったり、待合室があったりと障害物となるものがけっこうありますので、スムーズに反対側ホーム端にたどり着けないこともあります。そんなときに、方向を誤ってしまったり、右側通行(人が線路側を歩く)になったりする危険性があります。
写真は、島型ホームを横断してる様子です。
つづく