活動予定・報告
活動報告
- 2017年01月17日
- 協会日記214 電車の訓練 ホームの形 (1/17)
盲導犬ユーザーのホームでの事故を受け、ただ単に「ホームが視覚障がい者にとっては危険な場所だから援助をお願いします。」という漠然としたものでなく、「こんなことが、こんな時が危険だから、そんなときに援助をお願いします。」という、これまでよりちょっと踏み込んだ内容のブログを書いて行きたいと思います。
まずは、ホームの形態から。ホームの形態によって盲導犬の訓練の方法や歩き方が変わってきます。また、見えない人にとっても危険度が変わってきます。当協会ではホームの形を大きく分けて3つに分類しています。
まずは、相対式ホーム(壁型ホームとも言います。)という片側が線路側で、もう片側が壁などになっているホーム。
次が島式ホームという両側に線路があるホーム。このホームは改札口から跨線橋(こせんきょう)あるいは地下通路を使ってホームに出るようになっていることが多いです。
最後が櫛形ホーム(頭端式ホームとも言うそうです。)。島式ホームの片端がつながったような形で、ターミナル駅に多く見られます。
つづく