活動予定・報告
活動報告
- 2016年12月27日
- 協会日記196 犬の眼検査2(12/26)
犬の眼の検査のつづきです。
スリットランプを使用して、犬の角膜、水晶体などをチェックした次は、室内を暗くして、眼底検査で網膜の状態を検査します。もちろん、犬たちの瞳孔は、この検査をするまえに点眼薬をさして開けておきます。検査方法はこれも人間の眼底検査と同じで、レンズと光源を使って網膜の状態を観察します。
写真は、眼底検査の様子です。
盲導犬として活躍するために支障がでるような眼の異常や遺伝的な病気をもつ犬は、盲導犬の訓練から外して行きます。また、遺伝的な病気をもつ訓練犬の親犬、つまり繁殖犬も以降は繁殖に供しないことや、交配する相手の遺伝病の有無などを把握したうえで交配するなど、極力、遺伝病がでない繁殖に努めて行きます。