活動予定・報告
活動報告
- 2016年08月31日
- 協会日記108 ラブとゴールデン(8/31)
昨日はゴールデンの食事のことについて書きましたが、ラブラドールとゴールデンのことについて書いてみようと思います。
ラブラドール(以下、ラブと書きます。)とゴールデン、どちらも似たような体型、大きさで、毛の長さの違いだけと思われがちですが、よくよく観察すると、結構違いがあります。
どちらも分類的には大型犬(中型犬とする表記もあり。)に属して、外見から想像するほど血縁的には近くないらしいです。(くわしくはネットで調べてみてください。)
当協会では、盲導犬として活躍している数的な割合は、ラブが9割、ゴールデンが1割くらいでしょうか。
90年代はゴールデンの数が多かったときもありますが、その後、徐々にラブの繁殖犬が多くなった結果、ゴールデンの繁殖数が少なくなって、一時期は犬舎にはラブしかいないときもありました。最近は、また少しずつですが、ゴールデンの数が増えてきました。
結局のところ、ラブとゴールデンの数的なことは、良い繁殖犬がいるかいないかによるところが大きく、意図的に数を調整しているわけではありません。
盲導犬としてラブにはラブの良さがあり、ゴールデンにはゴールデンの良さがあります。半々とは行かないまでも、もう少しゴールデンの訓練犬(盲導犬)が多くても良いのかなと個人的には思っています。
世界的に見ても、やはりラブが主流で、ゴールデンの盲導犬は少なくなっているように思います。
写真は、木香テラスでラブとゴールデンがならんで寝ているところです。
今シリーズはかなり主観が入った文章になると思います。
つづく。