公益財団法人　関西盲導犬協会

盲導犬や繁殖犬をリタイアした犬たちは、リタイア犬ボランティアさんのご家庭で暮らしています。１日でも長く元気でリタイア生活を送ってほしいところですが、やはり人間と同じように介護が必要な状態になる子もいます。リタイア犬担当職員は、介護についての情報提供や介護用品の貸し出し、リタイア犬ボランティアさんから相談を受けてアドバイスしたり、時には一緒に悩んだりすることも･･･。
今回は、犬用紙おむつではどうしてもずれてしまう子のために、人間用紙おむつにしっぽ用の穴をあけたものを試作。試しにＰＲ犬ヘーゼルにはかせてみました。ヘーゼルは、「なで肩」ならぬ「なで腰」で体重22キロ。Lサイズの赤ちゃん用紙おむつより、ギャザーが幅広くて柔らかい、大人用紙おむつの方がフィットしている感じでした。
高齢者施設ではおむつフィッターさんが活躍していますが、犬のおむつフィッターさんもいてくれたら心強いですね。
右上の写真は、人間の大人用紙おむつをはいて、振り向いてこちらをじっと見つめているＰＲ犬ヘーゼルのようすです。