活動予定・報告
活動報告
- 2016年05月27日
- 協会日記42(5/27)
排泄を促す時の声かけは、当協会設立当初からここ5年ほど前までは「ウンチ ウンチ」、「おしっこ おしっこ」とそのものズバリの声かけをしていました。
盲導犬ユーザーさん達が、周囲にこの言葉が聞こえると「恥ずかしい」とか「近くで食事をしていたりして快く思わない人がいるかも」との意見があったため、今では他の協会でも使っている「ワン ツー」、「ワン ツー」に変えました。
「ワン」がおしっこ、「ツー」がウンチと一応言葉の意味としては分けていますが、排泄を促す時は常に「ワン ツー」という声かけにしています。排便の声かけは、リズミカルにしたほうが犬もその気になりやすいと思っていますので(実は犬はそう感じていないかも)、確かに「ワン ツー」、「ワン ツー」のほうがリズミカルに言葉が発することができます。
もちろん、声かけにより排泄をしたときには「グッド グッド」の褒め言葉と身体を触ってあげるなど、良いことだということを犬たちにわかるようにしています。
この様な排泄のさせ方は、最近ではペット犬でも常識となってきていますので、盲導犬の訓練というよりは犬と暮らすための基本といったところでしょうか。
木香テラスの犬たちは、ステイ(そこで伏せて待つこと)の訓練をしている子はバンダナを首につけることになりました。フリーにしている子と見分けるためです。ステイの訓練中は、他の犬が近づいても、人が近づいても、基本は伏せたままでいることが求められます。バンダナをつけていれば、他の職員もステイの訓練中とわかるのでグッドなアイデアと思います。写真はバンダナをつけてステイ中の犬の写真です。