活動予定・報告
活動報告
- 2017年05月25日
- 協会日記315 盲導犬の性格3 (5/25)
当協会が発足した1980年当時は、ガイドドッグの血統というものが日本では一般的に知れ渡ったものでなく、当協会でも警察犬訓練所やペット犬のブリーダーなどからいろいろな血統の犬を購入して、その犬たちに盲導犬としての訓練をしていたとのことです。そして、初代所長がイギリスの盲導犬協会を訪問したときに、そこでガイドドッグの血統の犬たちに出会って、「盲導犬は、もって生まれた素質がとても大切」ということを確信したそうです。
その後、当協会はイギリス盲導犬協会からガイドドッグの血統をもつラブラドールとゴールデンを何頭か譲り受けて、その犬たちを父親と母親としました。その親犬たちから子犬を生ませ、そしてその子犬たちの中から親となる犬を残しといった具合に、当協会では何代にも渡ってガイドドッグの血統を現在まで引き継いできました。
写真は、ブラックのラブラドールのオス繁殖犬です。 オス犬らしく足を上げて壁におしっこをかけています。
次の写真は、そのオス犬の顔のアップです。オス犬と言っても可愛いやさしい顔をしています。
つづく